養成講座に受講申込みの電話をしたとき、
受け付けた係の人から
「手書き要約筆記にしますか?パソコン要約筆記にしますか?」
と聞かれました。
え?
そんな区別があるのか…。
手書き要約筆記もパソコン要約筆記もおぼえたい。
どちらもおぼえたいんだけど。
でも、どちらか選ばないといけないのか。
どちらかにしないといけない理由があるのかな…?
そんなことを思いながら、結局「パソコン要約筆記にします」と答えていました。
なぜかというと、ずっーと前に計測したとき、最高10分で1000文字(漢字かなまじり)をタイピングできていたからです。
(20年以上前の話ですので、このときは怪しかった。)
それでも、手書きもパソコンも、同時に勉強できたらいいのにと、養成講座の前半くらいまで思っていました。
しかし、それは不可能だと気づきました。
それぞれ技術や知識など、違うところがあるからです。
講座のカリキュラムも教科書も、そういう作りではないようでした。
教科書も技術面などでは、手書き・パソコンでページを変えて説明してあります。
これから要約筆記者になりたい方は、手書きにするか、パソコンにするか考えて申し込む必要があります。
わたしが知っている人は、受講の途中でパソコンコースから手書きコースに変わりました。
パソコン要約筆記コースを選ぶ人にお伝えします。
パソコンは自前ですよ。
もちろん、購入もメンテナンスも自分でやります。
すでに持っている人はそれを持ってきていましたし、
わたしはノートパソコンを持っていなかったので
講師と相談して適当なものを購入しました。
自前のパソコンでも、要約筆記者が購入するパソコンに助成金のようなものはありません。
活動に行けば「報酬」が支払われますが、とてもそれでは間に合わない元手がかかっています。
パソコン要約筆記者は、みんな、それを承知で喜んでやっています。
コストは手書きよりもかかることをご承知ください。
でも、パソコン要約筆記だからといって全く手書きを習わないということはありません。
手書きの技術の基礎的なことは習いますし、トレーニングもします。
パソコンなど機器のトラブルが起きたときなどは、すぐさま手書き要約筆記する必要があるからです。
以上、これから要約筆記者になりたい人の参考になりましたでしょうか。
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