この日の講義も、パソコン持参。


みんなのパソコンをLANケーブルでつないでの実習でした。






 

(手書きコースの方々は、別の部屋での実習。)

 

わたしたちが、その日使用したソフトはIPtalk(アイピートーク)。

 

LANケーブルでつながると、「パートナータブ」や「8人モニター」に受講生仲間の名前が表示されます。

 

実習内容は、パソコン要約筆記のチームワーク。

 

チームの中の「各担当の役割」
(テキスト下巻P34)を実際に体験しながらの学びでした。

 

「メイン」、「サブ」、「待機者」という役割に分かれて、さっそく入力練習をやってみました。

 

講師からそのやり方を説明されたときは、何?どうやってするの?という複雑な気持ちでした。

 

やってみると、もっと頭がこんがらがります。

 

「交代の意味と方法」(テキスト下巻P38)の方法で、交代をやってみたのですが、とにかく難しい。

 



音声テープを再生させて実際に交代していくのですが、要約筆記自体にまだ慣れていない上に、「メイン」「サブ」「待機者」の交代や役割を意識しながら交代するからです。

 


IPtalk
の「連絡窓」を駆使しての交代。

 

もたもたしていると、講師を補助する方が後ろについてくれて、「いま連絡窓で連絡して」

「交代して」などと声をかけてくれました。

 



時計も見ながらの要約筆記です。

 

脳内はあれこれと忙しい状態。

 

結局この受講時間内だけではよくわかりませんでしたし、体得できたとは言えない仕上がりでした。

 

でも、こういうやり方があるのだと知るにはよい講義だったと思います。
 

受講して1年たったいま、やっとできるかなという感じですね。

 


だから受講時はそんなに焦らず、体験するという気持ちで素直に先生の言うことを聞いてやってみるのがよかったかも。

 

「できない」という苦手意識が先行しない方がよいと思います。

 

チームワークの実習をしてみて、要約筆記へのイメージが変わりました。

 


以前の要約筆記のイメージとしては、パソコンで個人的に対象者だけに自分のパソコン画面を見てもらうのかなと思っていましたから。

 

だけど、瞬時にたくさんの情報を、的確に読みやすく表示させるために、複数の要約筆記者がチームを組んで要約筆記する方法があるのだと学びました。

 



それに、なぜチームワークで交代するのかということも知りました。

 

要約筆記には集中力が必要ですが、それを維持するために「メイン」が交代しますし、他のサブや待機者がフォローしあっているのです。

 

利用する人の情報保障のためです。

 

いろんな必要性があって編み出された方法なのでしょうね。



YouTubeから↓

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