要約筆記講座のパソコンコースでは、スラッシュ(/)は単語登録するようにと指導されました。
(テキスト上巻P49)
使う頻度が高いので、
すぐに入力して表出できるようにするためです。
スラッシュ全角(/)の単語登録の読みは、
よく使う指のキーがよいと思います。
わたしは、あるキーを2回連続で叩いて変換しています。
要約筆記では、
(話者の名前)/こんにちは。
というふうに、話し始めを書きます。
複数の話者がいるときには、
(Aという名前)/何か質問は?
(Bという名前)/資料の1.についての意味をもう一度教えてください。
というように、名前の後にスラッシュを入れる決まりがあります。
利用者にとって、いま誰の意見が文字化されているのか、(名前/)でわかるようにしてあります。
このように、スラッシュは使う頻度が高いのです。
いまのところ、過去問を見ても話者が複数という音源はないのですが、話者が1人でもスラッシュを入れると習ったので、実技試験本番でも以下のように書きだして要約筆記しました。
(講師の名前)/こんにちは。
わたしはまだ現場に出たことはなくて、現任者からお聞きした話ですが、複数の話者がいる会議に呼ばれていくこともあるそうです。
会議が白熱してくると、スラッシュの前に名前を入れることができないほど速く会話が流れるときもあるそうです。
そんなときは、少なくとも行頭にスラッシュを入れると、お聞きしました。
余談ですが、複数同時に話し始めるとお手上げだそうです。
また、( )→パーレンは、
話者以外の音声情報、
たとえば、
(サイレン)
(チャイム)
というふうに言葉以外の表示をするときや、ルビを示すときに使うそうです。
要約筆記ならではの独特のルールがありますね。
日本語では括弧(かっこ)と呼ばれるパーレン。
英語ではparenthesisといいます。
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