”そぎ落とし”たら、次は「短く表現する技術」です。
(テキスト上巻P54)
(テキスト上巻P59も含む)
そぎ落として、ちょっとスリムになった文章。
それを、さらに要約筆記する人の脳内で処理して、短く表す過程があります。
なんだか話が複雑になってきそうですね。
しかし、ここが専門的知識と技術を持った要約筆記者ならではという印象です。
この日はノートパソコン持参の授業。
「全国標準略号」や「全国標準略語」、「団体名」はわずかなキータッチで出せるように単語登録しました。
団体名の略称はP96にあります。
略称を単語登録しておけば、正式な団体名(長い!)が出るようにしておくと便利なんだそうです。
たとえば単語登録の「読み」を「ぜんようけん」として「語句」を「全国要約筆記問題研究会」と変換できるようにしておくということです。
また、この授業では講師から問題が出されて、受講生たちが実際に漢語表現に置き換える練習をやってみました。
たとえば、「ポストに手紙を入れる」→「投函」などです。
漢語に置き換えるだけで文字数が省略できます。
読む方も楽です。
しかし、漢語に置き換えるのは意外に難しく、時間がかかりました。
短縮表現は、テキスト上巻P59に例が示されています。
こういう言い回し、否定文、疑問形をとった主張というのは、よくあると思います。
文末処理の方法として、基本的には語尾を常体にして表記すると習いました。
体言止め、助詞止め、形容詞の言い切りについてもテキストにそって教えていただきました。
テキスト上巻P60に例がたくさん載っています。
漢語表現について、かわいく参考になるかもしれない動画
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