要約筆記者になりたい

要約筆記は、聴覚障害者のための情報保障の手段のひとつです。

聴覚障害者が、その場に参加できることをお手伝いします。
聴者だけが、社会を変えるのではありません。

要約筆記者になりたい人を応援するブログです。


あなたは、要約筆記の練習用音源を探していらっしゃいますか?

当ブログでは、いろんなジャンルの音源をご紹介しています。

また、養成講座や受験の経験をもとに、
【過去問解答案】や【重要語句】などの記事を書いてきました。

【重要語句】カテゴリの記事には、
試験既出の重要語句を赤字で示しています。

受講の前に、重要語句を教科書にチェックする勉強法をご提案。

試験直前では遅すぎます。

早めに試験対策をしてください。


多くの要約筆記者が誕生して、
聴覚障害者の当然の権利が守られることを願います。

この日の講義は、
「難聴者運動と要約筆記の歴史」

(テキスト上巻P16





 

講師は、補聴器を装着した中途失聴者の方でした。 

子どもの頃に聞こえにくい症状が始まり、
徐々に聞こえなくなっていく中で、学校生活を送り、就職、結婚。


その間、さまざまな医療や福祉サービスを受けたそうです。



聴力が下がるだけでなく、
めまいの辛さや周りとのコミュニケーションの難しさを感じられたとのこと。

治療に対する期待やあきらめを感じた後、
障害を受け入れた経緯をお話しになりました。
 

学校の授業で要約筆記を利用し、
これで活動の幅が増えると確信されたそうです。

わたしは、ここまで詳しく聴覚障害者の方からお話を聞いたことがなかったので、ショックを受けました。 

そして聴覚障害者の方々には、
視覚情報がとても大切なんだということを知りました。



もうひとつの授業は、
「要約筆記事業の位置づけ」と、
「通訳としての要約筆記」について。

(テキスト上巻P20~)



講師は、経験豊富な現任者。


「要約筆記事業の位置づけ」の変遷を習いました。


要約筆記者には法律や福祉の知識が必要です。

でも、わたしはそのことに受講するまでは気づきませんでした。 

タイピング能力さえあれば、やれると勘違いしていたので。 

 

実は、法律や福祉の分野は苦手です。

しっかり授業を聞かないと。


不安がふくらむ 

 
 

真っ白で手の切れそうな、新しいテキストのページをめくりながらの受講。


いま思えば、ここは、大事な法律や制度の名前がたくさん出てきました。

それなのに、聞きなれない「事業」や「法律の名前」を聞いて、
脳の処理能力が追いつかず、ぼーっとしてしまいました。


あとで読み返したら、なんとか頭に入れることができるでしょうと楽観視。


このブログの記事を書くきっかけになったのは、そういうこと。


過去問に出てきた
【重要語句】を、蛍光ペンでマーキングしてから受講すればよかった。

そうすれば、講義の内容を集中して聞けて、理解力がアップしていたのでは。


【重要語句】に焦点を当てて、講師の話を聞けばいいのですから。 

そして、蛍光ペンでマーキングするアイデアをブログにしようと思ったのです。 

話しがそれました。

本題に戻します。 



 


それから、「通訳としての要約筆記者」

(テキスト上巻P22


要約筆記者通訳者なのだそうです。
 

素人のわたしにとって、
それは意外な役割の名称でした。
 

その場の音声情報を、

すぐに、

的確に、

わかりやすく

文字によって要約筆記し、
聴覚障害者へ伝えます。


いわゆる「通訳者」が、
外国語を瞬時に 日本語にするようなものです。

話しことば」の日本語を、
瞬時に「文字言語」に通訳するのです。

それが、情報の保障となり、
聴覚障害者の基本的人権を擁護することになるのだそうです。

専門家の方々、こういう説明でいいでしょうか?

間違っていたら ごめんなさい。

参考動画

YouTubeから

要約筆記とは?

(わたしが参加した講座とは無関係の動画です)


さあ、いよいよ要約筆記者養成講座。

緊張の受講初日です。

どきどきしながら受付を済ませて会場に入りました。


受付でテキストを購入する必要がありました。

上下巻の2冊で、約
3000円。

このテキストで半年間の要約筆記者養成講座を受講できます。

既に会場には
50人くらいの人々が集まっていました。


やっぱり、こういう講座に参加するのは女性が多い。

男性は、ほんの数人です。


沈黙の会場。

着席しても開講までに時間がありました。

受付で買った本をパラパラとめくって時間をつぶそう。

結構、薄い本だなぁ。


そんな印象を持ってページをながめてみました。

その内容は幅広く、充実しているようです。


わたしは、新しい本のページをペラペラめくって、早く手になじむようにするのが好きです。

時を経て、ページの角が丸くすり減るのが、この上なく好きなのです。


表紙には、不思議な幾何学模様が描かれています。

”うずまき”が中心に集まっているようにも見えるし、外側に広がっているようにも見えます。

当初はわからなかったのですが、
開講式から一年たったいま、表紙の”うずまき”を見ると、
何か要約筆記の象徴的な意味を感じます。


表紙の書名『要約筆記者養成テキスト』の上部に、
”厚生労働省カリキュラム準拠”と書いてあります。


なんだか、重々しい印象。

気を引き締めて勉強しなければ。



真新しいテキストの扉をちょっと読むと、
要約筆記30年の歴史があるとのこと。


…いままで、その資格の名も聞いたことがなかったのに、
そんなに長い間活動されてきたんだと驚きました。



そんなことを考えていると、
開講式が始まりました。


初対面どうしの受講生たちは、
おしゃべりも少なく、きちんと座っています。


主催者の挨拶のあと、受講生にマイクが回って来て、
自己紹介をしましたが、全員の名前を覚えきれませんでした。



1.午前中の授業


「聞こえの仕組みと聴覚障害者」

(テキスト上巻P4)


初めての講義が始まりました。

講師は、聞こえに困っている方々を長年、支えてきた方です。

パワーポイントの図や表を見ながら、
聴覚の仕組みや、聴覚障害者についての基本的な知識などを教えていただきました。



あらためて図解したものを見ると、耳の仕組みは本当に複雑。


その精巧な作りとシステムに、人体の不思議を感じます。


この耳たぶの奥で、小さくてたくさんの部位が協調して働き合っているのです。

耳介、外耳道、つち骨、あぶみ骨、きぬた骨…。



耳が聞こえるというのは奇跡だ!

あたりまえと思ってはいけない。


感謝しなければいけないと思いました。



しかし、このころのわたしは、のんきでした。


その耳の解剖図や機能がテストによく出ることは考えていませんでしたから。


受講する先に、認定試験があることを知らなかったのです。

それで、のんきなわたしは、お昼休みを気楽に過ごしました。


お弁当を食べながら他の受講生さんたちと歓談。


同期の方々は、子育て中のお母さんや、リタイアした方など、年代、経歴はさまざま。

(この方々は、勉強仲間として仲良くしていただいています。)



楽しくお話していたら、あっという間に午後の授業開始。





2.午後の授業


午後の講師は、補聴器を装着した中途失聴者の方でした。


当事者ならではの経験をまじえて、
「聴覚障害者のコミュニケーション」や、
「中途失聴・難聴者の現状と課題」について、
わかりやすくお話しになりました。

(テキスト上巻P9~)



話し方は穏やかで、発語はとても明瞭。


何も知らないで出会ったら、
聞こえに困っている人には まったく見えません。



とても自然な話し方で、一見すると障害者に見えません。


そのため、周囲の配慮などが得られず、
生活の中で困る場面があるそうです。



聞こえる人は、
ふだん意識していないけれども音声情報に囲まれて生活しています。


たとえば、インターホンや電話、電化製品のアラーム、
赤ちゃんの泣き声など、例を挙げればきりがありません。


世の中が、聞こえる人中心にできているのです。


聞こえない人の生活は過酷です。


警報機のような、命の危険を知らせる音だって聞くことができないのですから。


だから視覚情報が大切になるのですね。


この講義を聴いて、よくわかったことは自分の想像力がとても不足していることでした。



ある日、もし耳が聞こえなくなったらって、
考えたことがありますか?  




You Tubeから

生まれたてのヒヨコ。初めてのお散歩。

  




��������������若�吾��������������