(テキスト下巻P16~)

 

この日の講義は、いわゆる「要約」の実習でした。

一般的に、誰もが知っている「要約」です。
 

聴覚障害者のコミュニケーション支援のために、パソコンを使って行う「要約筆記」ではありませんでした。


鉛筆と紙を使った実習です。

パソコンが必要ない講義だったので、荷物が軽くてすみました。
 

瞬時に行う「要約筆記」にも、基礎的な知識として「要約」の知識が必要なのだそうです。

 

話しことばは、文法的に整っていないことが多くあります。

 

長々と話している話しことばの、どこがポイントなのかわかりにくいこともよく生じます。

 

話者の本当に言いたいこと、つまり「内容の主旨」を見つけるために、「文章要約」について知ることは、「要約筆記」をすることに役立つのだそうです。

 

そのために、「要約の定義」「要約の型(骨格法、凝縮法)」などについて学びました。

 

「要約実践技術実習」もありました。

 

テキストの文章をルールに従って、「大意」、「要旨」、「主題」に縮小するのにチャレンジしました。

そのためのマス目もテキスト内に用意されています。

いま、この日に習った「要約」の知識と実習が目に見えてどのように役立っているかわかりません。

目立たなくても、技術の下地になっていたらいいな、と思います。



参考動画

YouTubeから

小論文のツボ57
 文章力アップのために「要約」をしよう。 (字幕付き)|小論文|書き方| コツ|