要約筆記者になりたい

要約筆記は、聴覚障害者のための情報保障の手段のひとつです。

聴覚障害者が、その場に参加できることをお手伝いします。
聴者だけが、社会を変えるのではありません。

要約筆記者になりたい人を応援するブログです。


あなたは、要約筆記の練習用音源を探していらっしゃいますか?

当ブログでは、いろんなジャンルの音源を引用しています。

また、養成講座や受験の経験をもとに、
【過去問解答案】や【重要語句】などの記事を書いてきました。

【重要語句】カテゴリの記事には、
試験既出の重要語句を赤字で示しています。

受講の前に、重要語句を教科書にチェックする勉強法をご提案。

試験直前では遅すぎます。

早めに試験対策をしてください。


多くの要約筆記者が誕生して、
聴覚障害者の当然の権利が守られることを願います。

��������眼��鐚� 【講義のようす】

前回の記事の続きです。

 

この講義によると“言語の本質”は、同じ言語を使う集団の中で決まった音(おん)が決まった意味を表しているとのこと

 

ほんとに専門的な言い方で、難しいですよね。

がんばってみていきましょう。

ふぅ。

さてと。

 

教科書には、このような専門用語を使った説明がまだまだ続きます。

 

例えば「やま」は「や」と「ま」の音(おん)が連続したもの。

 

日本人の話し手が「やま」という音を”山!”という意味を込めて伝え、日本人の聞き手もその音を利用して「やま」(山!)と理解する。

 

でも音(おん)は口から発すると、すぐに消えてしまうものです。

 

だから、残すことができる文字が考え出されたそうです。


眠くなってきましたか?

もうちょっと、がんばりましょう。


 ”世界の中の日本語”の分類も習いました。

 

わたしは、日本語が世界の中でどのように分類されているかなんて考えたこともありません。

 

でも学者さんたちは、分けているんですね。

そして試験にも出てきますよ! 

 

世界の言語は、孤立語、屈折語、膠着語(こうちゃく)、抱合語の4つに分けられるそうです。


  • 孤立語
  • 屈折語
  • 膠着語(こうちゃくご)
  • 抱合語


そのうち、日本語は「膠着語」に入るのだそうです。

 



それから、
日本語の音(おん)の特徴について。

 

母音は/aiueo/の5音。

 

子音は/kstnhmrgzdbp/などで、声帯の振動の有無や調音の位置、息の流れの妨げ方という点で3つに分類されるそうです。

 

半母音は、/ja ju jo/(ヤユヨ)の//と、/wa/(ワ)の/w/だそうです。

 

音節は、ひとかたまりの音声のこと。

 

「かわ」なら2音節。


「たこやき」なら4音節。

 



それから、
“アクセント”と“イントネーション”について。

 

アクセントとは、音の高低と強弱の関係。

 

「日本語は高低アクセントの言語」というのが、過去のテストに何度も出てきています。

 

イントネーションは、文を単位として発音が高いか低いかということなのだそうです。





専門的で難しいけれど、参考動画をふたつ

YouTubeから、ひとつめ

【上級者向け】日本語の発音の学習2「母音『あいうえお』の発音。」



 

YouTubeから、ふたつめ

【上級者向け】日本語の発音の学習3「有声音・無声音・調音点・調音法について。」
 

地域によっては、もう要約筆記者養成講座が始まっているかもしれません。

 

このブログを書き始めてから、昨年の養成講座の受講のことをいろいろと思い出します。

 

ある講師から講義で「教科書を読んできましたか?」と受講生に向かって質問しました。


わたしは顔が赤くなり、ぎくっとしました。

 


受講前日の夜にさらっと読んではいたのですが、熟読したとは言えませんでした。

 
いま思えばしっかりと教科書を読んでから授業に臨むべきでした。

 

当たり前のことなんですけどね。

 

当然やるべきことをしていれば、受験直前になって焦ることはなかったのです。

 

要約筆記者養成講座の教科書は薄い本です。

しかし、幅広い分野の大切なことが、ぎゅっと凝縮して書いてあります。

 

たった1回しかお会いできない講師もたくさんいらっしゃいました。

 


それぞれ、すごく貴重な講義でした。


 

恥ずかしい話しですが、自戒の念を込めて、「予習は大事」だということを忘れないように記しておきます。



YouTubeから

感音系で「音の振動」はどう伝わりますか?
【音が脳に届く仕組み】
【要約筆記者になりたい】#shorts

全国統一要約筆記者認定試験に

全員合格を心からお祈りします




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