要約筆記の手段は、大きく分けると「手書き」と「パソコン」の2つがあります。
要約筆記者養成講座に申し込むとき、係の方からどちらにするか尋ねられました。
カリキュラムは合同で受ける講義とコース別のものがありました。
コース別の講義は、実技を中心とした内容です。
わたしと同期に入った受講生の2/3は手書きを選択していましたが、わたしはパソコンのコースを選択。
理由は、字が粗雑、パソコン中心の時代に生きているせいもあり、漢字は読めるけど正しく書けるか不安があったからです。
でも、字を読んだり、同音異義語の漢字を入力変換で
正しく選択することは多分できるだろうという自信がありました。
(あとで漢字の知識が間違いだらけだと判明しましたが)
タッチタイピング、(ブラインドタッチ)もある程度、大丈夫だったということもあります。
それに、パソコンは手書きよりも速くたくさん文字情報を表出することができるし、機器の設置さえすれば多くの現場で活用されると思いました。
何より現代的な感覚がある方にひかれました。
そろばんよりは、電卓。
えんぴつよりは、シャープペンシル。
ガラケーよりは、スマホ。
そういう単純な選択に似ています。
でも、手書き要約筆記には手書きの強みがあります。
手書き要約筆記は、パソコンより環境の条件に左右されません。
手書きは、書くものさえあれば電源不要。
パソコン要約筆記は機材の充電時間内では稼働できて、たくさんの情報を利用者に伝えられます。
でも、手書きよりは「場所」などの条件が限定され、モバイル性は低いと思います。
電源を確保できる場所なら、パソコンは時間的には不自由しませんが「場所」は限定されます。
利用者が歩き回ってコミュニケーションを誰かととる場合は、手書きは最適です。
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