全国統一要約筆記者認定試験に合格できるのだろうか。

すごく不安が強かったです。


そのころ、過去の試験問題は、
全要研のサイトで公開されていて、誰もが見られました。

2023/01/25追記:全国統一要約筆記者認定試験の公式ページで
過去問や解答が見られます。


養成講座を受け始めた頃、
資格試験対策として過去の問題用紙を4年分ダウンロードしました。


解答用紙はもちろん、実技試験なども含めて全部印刷し、
すべてファイリング。


解答用紙も本物を見てみることが大切だと思いました。

イメージトレーニングです。

すこしでも本番に近い状況でやりたかったのです。


それで、受験まで半年もあった養成講座の受講中には、
すでに過去問を分析しはじめていました。


自分で印刷した問題用紙に直接、教科書で調べた解答を「赤ペン」でどんどん書き込み暗記。


ちょうどいい具合に、問題用紙の右隅に余白があるんですよ。


各問題の解答が書いてある、
テキストのページ数を記入しておきました。

これは、あとで調べ直すときに役に立ちました。 


この作業と同時に、
教科書の出題箇所にも蛍光ペンでマーキング。


さらに、その部分に出題年度を記入

たとえば、「2011」「2012」「2013」「2014」と書き入れます。


そうすると、
毎年、出題されている問題が教科書のページの上に、
あぶり出されてきます。


勉強仲間と情報交換や相談しながら、
マーキングするのも楽しく覚えられました。 


蛍光ペン
の色は、
たくさん使うと混乱するので「
1色」だけにしました。


これで教科書は自家製の
試験対策テキストに変身です。


この作業をしたあと、
大胆にぱらぱらと教科書をめくってみてください。

どの分野の、どのページからよく問題が出されているか、
マーキングしてある色の分量でわかることでしょう。

講師の話の内容を聞きながら教科書を見れば、あらかじめマーキング済みの
【重要語句】を目にすることになります。


もう過去問を解いたあとの人だったら、
疑問点があると思いますので、
授業で講師に質問できます。

講師は、
一期一会の先生もいらっしゃるので、
タイミングを逃すと、もう質問できませんからね。 

これは、
過去問に出題される「単語」と「傾向」なら、
少なくとも覚えられるというぐらいのコツです。


だって、
次の年度の試験に同じ問題が出る保証はありませんから。

試験直前には、
蛍光ペンでラインを引いていないところも、
徹底的に読み込む必要もあります。

でも、まず、基本の過去問をおさえておく。

試験には、過去問がたくさん出てきますから。

まずは、教科書にマーキングしてから受講する。


これから、養成講座を受ける方に提案するのが、そこのところ。


効率よく、時間を使って、人の役に立つ仕事に就いてください。

そのあとに、過去問に出ていない教科書の部分を覚える。


人の役に立つには、
どうしたらいいのか見識を深めて、技術を磨く。

その次に、
新しい法律や制度などをニュースや新聞で知り、覚える。

何問かは、それが出題される可能性があるからです。


だから、今からでも、いつでも、
新聞やニュースなどにアンテナをはっておくべきだと思います。

 


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【要約筆記者になりたい】
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