いま、各地の自治体などの広報で、
要約筆記者養成講座や体験講座などの募集を見かけます。
ほとんどの方は「要約筆記」ってなんだろう?と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
過去のわたしもそうでした。
過去の記事へ
↓
要約筆記とは、
簡単にいうと「話しことばを文字にして、聴覚障害のある方に、すぐに伝える」ことです。
目で読める【文字】なんです。
視覚的なことばによって、
コミュニケーションをしていただくお手伝いが【要約筆記】です。
特に、中途失聴などの聴覚障害者の多くは、手話を言語としていません。
そういった方々に、その場の情報をできるだけ文字にして、
「見える化」するのが要約筆記です。
「話しことば」というものは、
もし全部を文字にすると膨大な量になります。
要約筆記では、要約筆記者が耳で聞き取ったことばを、
リアルタイムに「要約」して正しい意味を残したまま、
すばやく文字にします。
聴覚障害者は、
その文字を見て、考えて、意見を持つことができます。
本当の意味で、その場に「参加する」ことができるのです。
この辺までは、講座で習ったことを、かみくだいてお話ししました。
それで、その先のことをわたしは想像してみました。
「参加する」ことができたら、
要約筆記の文字を見た聴覚障害者たちは、
次になんらかの行動を起こします。
ひょっとしたら世の中の流れを変えるくらいの影響力を持つことができるかもしれません。
聴覚障害者たちにも生きやすい世界になったら、
わたしも幸せを感じます。
少しでも「要約筆記」に関心をお持ちの方は、
体験でもいいですから地元の要約筆記者養成講座や体験会に申し込んではいかがでしょうか。
みんなが幸せな社会が夢。
いや、現実にしたい。
YouTubeより
↓
要約筆記とは?
↓
病院に行く 家族の受診に付添う 要約筆記
全国統一要約筆記者認定試験に
全員合格を心からお祈りします
全要研(全国要約筆記問題研究会)の「要約筆記とは」
↓
Wikipediaの要約筆記のページ
↓