要約筆記者になりたい

要約筆記は、聴覚障害者のための情報保障の手段のひとつです。

聴覚障害者が、その場に参加できることをお手伝いします。
聴者だけが、社会を変えるのではありません。

要約筆記者になりたい人を応援するブログです。


あなたは、要約筆記の練習用音源を探していらっしゃいますか?

当ブログでは、いろんなジャンルの音源を引用しています。

また、養成講座や受験の経験をもとに、
【過去問解答案】や【重要語句】などの記事を書いてきました。

【重要語句】カテゴリの記事には、
試験既出の重要語句を赤字で示しています。

受講の前に、重要語句を教科書にチェックする勉強法をご提案。

試験直前では遅すぎます。

早めに試験対策をしてください。


多くの要約筆記者が誕生して、
聴覚障害者の当然の権利が守られることを願います。

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全国統一要約筆記者認定試験に合格できるのだろうか。

すごく不安が強かったです。


そのころ、過去の試験問題は、
全要研のサイトで公開されていて、誰もが見られました。

2023/01/25追記:全国統一要約筆記者認定試験の公式ページで
過去問や解答が見られます。


養成講座を受け始めた頃、
資格試験対策として過去の問題用紙を4年分ダウンロードしました。


解答用紙はもちろん、実技試験なども含めて全部印刷し、
すべてファイリング。


解答用紙も本物を見てみることが大切だと思いました。

イメージトレーニングです。

すこしでも本番に近い状況でやりたかったのです。


それで、受験まで半年もあった養成講座の受講中には、
すでに過去問を分析しはじめていました。


自分で印刷した問題用紙に直接、教科書で調べた解答を「赤ペン」でどんどん書き込み暗記。


ちょうどいい具合に、問題用紙の右隅に余白があるんですよ。


各問題の解答が書いてある、
テキストのページ数を記入しておきました。

これは、あとで調べ直すときに役に立ちました。 


この作業と同時に、
教科書の出題箇所にも蛍光ペンでマーキング。


さらに、その部分に出題年度を記入

たとえば、「2011」「2012」「2013」「2014」と書き入れます。


そうすると、
毎年、出題されている問題が教科書のページの上に、
あぶり出されてきます。


勉強仲間と情報交換や相談しながら、
マーキングするのも楽しく覚えられました。 


蛍光ペン
の色は、
たくさん使うと混乱するので「
1色」だけにしました。


これで教科書は自家製の
試験対策テキストに変身です。


この作業をしたあと、
大胆にぱらぱらと教科書をめくってみてください。

どの分野の、どのページからよく問題が出されているか、
マーキングしてある色の分量でわかることでしょう。

講師の話の内容を聞きながら教科書を見れば、あらかじめマーキング済みの
【重要語句】を目にすることになります。


もう過去問を解いたあとの人だったら、
疑問点があると思いますので、
授業で講師に質問できます。

講師は、
一期一会の先生もいらっしゃるので、
タイミングを逃すと、もう質問できませんからね。 

これは、
過去問に出題される「単語」と「傾向」なら、
少なくとも覚えられるというぐらいのコツです。


だって、
次の年度の試験に同じ問題が出る保証はありませんから。

試験直前には、
蛍光ペンでラインを引いていないところも、
徹底的に読み込む必要もあります。

でも、まず、基本の過去問をおさえておく。

試験には、過去問がたくさん出てきますから。

まずは、教科書にマーキングしてから受講する。


これから、養成講座を受ける方に提案するのが、そこのところ。


効率よく、時間を使って、人の役に立つ仕事に就いてください。

そのあとに、過去問に出ていない教科書の部分を覚える。


人の役に立つには、
どうしたらいいのか見識を深めて、技術を磨く。

その次に、
新しい法律や制度などをニュースや新聞で知り、覚える。

何問かは、それが出題される可能性があるからです。


だから、今からでも、いつでも、
新聞やニュースなどにアンテナをはっておくべきだと思います。

 


YouTubeから

耳小骨を3つ言ってみよう!
【要約筆記者になりたい】
#Shorts


全国統一要約筆記者認定試験に

この日の講義は、
「難聴者運動と要約筆記の歴史」

(テキスト上巻P16





 

講師は、補聴器を装着した中途失聴者の方でした。 

子どもの頃に聞こえにくい症状が始まり、
徐々に聞こえなくなっていく中で、学校生活を送り、就職、結婚。


その間、さまざまな医療や福祉サービスを受けたそうです。



聴力が下がるだけでなく、
めまいの辛さや周りとのコミュニケーションの難しさを感じられたとのこと。

治療に対する期待やあきらめを感じた後、
障害を受け入れた経緯をお話しになりました。
 

学校の授業で要約筆記を利用し、
これで活動の幅が増えると確信されたそうです。

わたしは、ここまで詳しく聴覚障害者の方からお話を聞いたことがなかったので、ショックを受けました。 

そして聴覚障害者の方々には、
視覚情報がとても大切なんだということを知りました。



もうひとつの授業は、
「要約筆記事業の位置づけ」と、
「通訳としての要約筆記」について。

(テキスト上巻P20~)



講師は、経験豊富な現任者。


「要約筆記事業の位置づけ」の変遷を習いました。


要約筆記者には法律や福祉の知識が必要です。

でも、わたしはそのことに受講するまでは気づきませんでした。 

タイピング能力さえあれば、やれると勘違いしていたので。 

 

実は、法律や福祉の分野は苦手です。

しっかり授業を聞かないと。


不安がふくらむ 

 
 

真っ白で手の切れそうな、新しいテキストのページをめくりながらの受講。


いま思えば、ここは、大事な法律や制度の名前がたくさん出てきました。

それなのに、聞きなれない「事業」や「法律の名前」を聞いて、
脳の処理能力が追いつかず、ぼーっとしてしまいました。


あとで読み返したら、なんとか頭に入れることができるでしょうと楽観視。


このブログの記事を書くきっかけになったのは、そういうこと。


過去問に出てきた
【重要語句】を、蛍光ペンでマーキングしてから受講すればよかった。

そうすれば、講義の内容を集中して聞けて、理解力がアップしていたのでは。


【重要語句】に焦点を当てて、講師の話を聞けばいいのですから。 

そして、蛍光ペンでマーキングするアイデアをブログにしようと思ったのです。 

話しがそれました。

本題に戻します。 



 


それから、「通訳としての要約筆記者」

(テキスト上巻P22


要約筆記者通訳者なのだそうです。
 

素人のわたしにとって、
それは意外な役割の名称でした。
 

その場の音声情報を、

すぐに、

的確に、

わかりやすく

文字によって要約筆記し、
聴覚障害者へ伝えます。


いわゆる「通訳者」が、
外国語を瞬時に 日本語にするようなものです。

話しことば」の日本語を、
瞬時に「文字言語」に通訳するのです。

それが、情報の保障となり、
聴覚障害者の基本的人権を擁護することになるのだそうです。

専門家の方々、こういう説明でいいでしょうか?

間違っていたら ごめんなさい。

参考動画

YouTubeから

要約筆記とは?

(わたしが参加した講座とは無関係の動画です)


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