要約筆記者になりたい

要約筆記は、聴覚障害者のための情報保障の手段のひとつです。

聴覚障害者が、その場に参加できることをお手伝いします。
聴者だけが、社会を変えるのではありません。

要約筆記者になりたい人を応援するブログです。


あなたは、要約筆記の練習用音源を探していらっしゃいますか?

当ブログでは、いろんなジャンルの音源を引用しています。

また、養成講座や受験の経験をもとに、
【過去問解答案】や【重要語句】などの記事を書いてきました。

【重要語句】カテゴリの記事には、
試験既出の重要語句を赤字で示しています。

受講の前に、重要語句を教科書にチェックする勉強法をご提案。

試験直前では遅すぎます。

早めに試験対策をしてください。


多くの要約筆記者が誕生して、
聴覚障害者の当然の権利が守られることを願います。

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【要約筆記】をご存じですか?

わたしは知りませんでした。


ある日、自治体が出している広報を見ていたら「要約筆記者養成講座」の募集のお知らせが目に入りました。

そのときに、はじめて要約筆記を知りました。


要約筆記って何だろう?と、なぜか興味がすごくわきました。


その後、養成講座に半年ほど通い、全国統一要約筆記者認定試験に合格しました。


以前の記事にも書いています

 


要約筆記とは、聴覚障害者のための情報保障の手段のひとつです。


その場で誰かが話していることばを、文字にして、すぐさま聴覚障害者に伝えるのです。



文字にするのは、遅くてはいけません。


その内容が間違っていてはいけません。


文字や文章が読みにくくてはいけません。




つまり、速く、正しく、読みやすく文字にして利用する方に伝えなければいけません。



話しことばというのは、繰り返しの表現や、無機能語(例:あのー、えーっと、そのー)などがふくまれていています。


それら全部を文字化すると大量になります。


どんなに急いで読んでも、追いついていけません。


聴覚障害者が文字を読んでいるあいだに、他の人たちの話しことばはどんどん先に進んでしまいます。


その場に参加できているとは言えません。


音による情報が共有されていないのですから。


もし、話しことばの全部を完全に文字化してしまったら、どうなるでしょう。


大量の文字を読みきれない聴覚障害者は、その場の話しことばから取り残されてしまいます。


だから、要約筆記者が耳から聞いた情報を、できるだけ速く、正しい意味を保持した短い文章にして聴覚障害者につたえるのです。


要約筆記者は、聴覚障害者が社会に参加できるよう支援するのです。

 


その要約筆記の技術は、大きく分けると2つ。


パソコンによるものと、手書きによるものがあります。


それぞれ長所と短所があります。



要約筆記者など、要約筆記をする人が練習しているのは、パソコンと手書きどちらかです。


手書きでの要約筆記は、OHCなどを使いスクリーンに映し出します。


少人数に伝えるときは、紙に文字を書いて見せていくという方法もあります。


パソコンの要約筆記では、パソコンで文字を入力しプロジェクターで出力したものを表示させます。


少人数に見せる場合は、入力している要約筆記者のパソコン画面を直接利用者に見せたり、利用者が専用で見られるもうひとつのモニターに表示させたりします。



実際のパソコン要約筆記のようすがわかる動画をご紹介します。

「話しことば」を、リアルタイムで「書きことば」にして表示していくさまが見られます。





YouTubeより↓

【要約筆記実践セミナー】

過去問解説その1「聴力図について」
チャンネル:kei yokoyama

全国統一要約筆記者認定試験に

全員合格を心からお祈りします



いま、各地の自治体などの広報で、
要約筆記者養成講座や体験講座などの募集を見かけます。



ほとんどの方は「要約筆記」ってなんだろう?と思っていらっしゃるのではないでしょうか。


過去のわたしもそうでした。




過去の記事へ

 


要約筆記とは、
簡単にいうと「話しことばを文字にして、聴覚障害のある方に、すぐに伝える」ことです。

目で読める【文字】なんです。

視覚的なことばによって、
コミュニケーションをしていただくお手伝いが【要約筆記
】です。


特に、中途失聴などの聴覚障害者の多くは、手話を言語としていません。


そういった方々に、その場の情報をできるだけ文字にして、
「見える化」するのが要約筆記です。


「話しことば」というものは、
もし全部を文字にすると膨大な量になります。


要約筆記では、要約筆記者が耳で聞き取ったことばを、
リアルタイムに「要約」して正しい意味を残したまま、
すばやく文字にします。


聴覚障害者は、
その文字を見て、考えて意見を持つことができます。


本当の意味で、その場に「参加する」ことができるのです。



この辺までは、講座で習ったことを、かみくだいてお話ししました。

 


それで、その先のことをわたしは想像してみました。


「参加する」ことができたら、
要約筆記の文字を見た聴覚障害者たちは、
次になんらかの行動を起こします。


ひょっとしたら世の中の流れを変えるくらいの影響力を持つことができるかもしれません。


聴覚障害者たちにも生きやすい世界になったら、
わたしも幸せを感じます。




少しでも「要約筆記」に関心をお持ちの方は、
体験でもいいですから地元の要約筆記者養成講座や体験会に申し込んではいかがでしょうか。

みんなが幸せな社会が夢。

いや、現実にしたい。










YouTubeより

要約筆記とは?

チャンネル名:要約筆記とは?

 


YouTubeより

病院に行く 家族の受診に付添う 要約筆記

チャンネル名:KOBATOKAN

全国統一要約筆記者認定試験に

全員合格を心からお祈りします



全要研(全国要約筆記問題研究会)の「要約筆記とは」




Wikipedia
の要約筆記のページ





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